エアコンの洗浄って、必要ですか？

株式会社サンプロスは、1972年の創業以来、長きにわたって「業務用エアコン」「家庭用エアコン」の洗浄業務を承ってまいりました。現在では、オフィスビルや飲食店を中心として、様々な商業施設の業務用エアコン洗浄を手がけるほか、個人のお客様からのご依頼も多くお引き受けするようになりました。

お客様から最初にお問い合わせをお受けしたとき、「エアコンのクリーニングって、本当に必要なんですか？」「エアコン洗浄なんて、どこも同じでしょう？」というご質問をいただくことがあります。また、特に個人のお客様の場合には、エアコン洗浄をフィルター清掃のことだとお考えの方も多くいらっしゃいます。これは、フィルター清掃だけを「エアコン洗浄」「エアコン・クリーニング」としている業者がいることも影響しているのではないかと思います。

エアコン洗浄とは、主に、エアコン内部のホコリやカビを除去することです。エアコンの部品を解体し、洗浄後にまた組み立て直さなければならないため、数時間かかる作業です。さらに当社では、ダクト周囲までをクリーニングの作業対象と考えております。
長年この業務に携わってきた企業としては、業務用であってもご家庭用であっても、エアコンを長く健全に使い続け、室内の空気を清浄にたもつためには、「定期的なエアコン洗浄は必要だ」と考えています。このため当社では「継続割引サービス」をご用意。清掃品質を落とさずに、できるだけリーズナブルな価格設定を心がけております。現地調査やお見積りは、無料で承っておりますので、お気軽にご相談ください。

サービス実績

・飲食店（ホテル、回転寿司、ファミリーレストラン、社員食堂等） ・商業施設（デパート、パチンコ店等） ・オフィスビル、事務所、雑居ビル ・医療機関（病院、クリニック）、介護福祉施設 ・幼稚園、保育園、学校、大学、教育施設 ・工場 ・マンション、アパート、社員寮、学生寮、個人宅

サンプロスの特徴｜業務用エアコン洗浄編

それでは、なぜエアコン洗浄が必要なのか、当社のエアコン洗浄では実際にどのような作業を行っているのか、具体的にご紹介いたしましょう。主に業務用エアコンの洗浄についてご説明しますが、ご家庭用でも基本的な考え方は同じです。
ぜひ、エアコンをご使用になるシーズン前に、エアコンクリーニングをご検討ください。ちなみに、エアコンクリーニングのご依頼が急増する時期は、5月のゴールデンウイーク明けくらいからであると、エアコンクリーニングの業界では言われています。

なぜ、エアコンを定期的に洗浄するの？

①	節電のため
②	故障を予防するため
③	室内の空気を清潔にたもつため

① 節電のため

エアコンには、本体（室内機）内にホコリが入りにくいよう、通常はフィルターが設置されていますが、それでも内部にホコリやカビは蓄積してしまいます。こうした内部の汚れによって、機械の運動効率が下がり、エアコンの効き目が悪くなったり、動かすのに余計な電力が必要となってしまいます。

たとえば熱交換器が汚れていると、温度変化が機械に適切に伝わらなかったり、冷却が不十分だったりしますし、ファンが汚れていると、風がきちんと流れにくくなります。また、ファンが汚れていると、たとえば冷房使用時には室内の温かい空気を室外へ逃がしにくくなり、室内がなかなか涼しくならない、ということになります。このような状態では、機械の仕事量が多くなりますし、「エアコンの効きが悪いな」と思って、より強い温度設定にしますので、消費電力が上がってしまうのです。

エアコンのクリーニングでファンの目詰まりが解消されれば、ホコリに邪魔されずに温度変化をきちんとキャッチできるようになるため、反応がよくなり、設定温度も緩やかにすることができます。風の流れをしっかり確保できるようになり、冷暖房効率もアップし、消費電力も低下します。室外機も同時にクリーニングすれば、より効果が増し、エアコンの寿命も延びるのです。

一般社団法人 省エネルギーセンターによれば、エアコンが占めるエネルギー消費割合は、オフィスビルでは28% 、百貨店やスーパーでは約40% 。また経済産業省資源エネルギー庁に よると、家庭においても約30%と、エアコンの電気代は、電力消費量の大きな割合を占めています。実際に建設系専門紙などによると、業務用小型エアコンで1日12時間運転を続けている場合、定期的に清掃しているエアコンとそうでないエアコンとでは、年間で約10％～15％の電気代の差が出るのだそうです（電気代のコストは、店舗やオフィスの規模と設置されているエアコンの数によって異なりますので、あくまでも平均的な目安です）。

※家庭用エアコンの室外機は、設置環境にもよりますが、長年使用していたとしても比較的クリーニングのいらない場合がございます。その見極めのためにも、ぜひ当社スタッフに見積りの調査をさせてください。

② 故障を予防するため

エアコンをクリーニングせずに長い期間、放置した場合、室外機のコンプレッサーやモーターにも必要以上の負荷がかかるため、故障の原因となったり、エアコン本体（室内機）の寿命が短くなりやすいと言われています。エアコンの故障原因には様々なものがありますが、定期的な清掃で防げることも多いのです。
たとえば、室内機のドレンポンプがヘドロなどで目詰まりを起こすと、内部の結露によって溜まった水を外へ排出できなくなり、水漏れや腐食が発生したり、エアコンを使用できなくなることがあります。
室外機についても同様です。ゴミや泥が詰まったり、熱交換器（アルミフィン）の汚れがひどい場合には、冷媒ガスの熱交換効率が悪くなり、故障する恐れがあります。ファンにホコリなどの汚れが付着して回転しにくくなると、しっかり回転させるためにモーターに過剰な負荷がかかり、回転のバランスが崩れたり、焼けてしまうこともあります。

③ 室内の空気を清潔にたもつため

エアコンは、部品の素材や構造の特性上、内部はホコリが溜まりやすく、かつ、カビやダニなどの微生物の繁殖に適した湿度にもなりやすいという欠点があります。エアコンから「不快な臭い」がする場合には、内部のカビなどが原因と考えてよいでしょう。夏の冷房使用時には、エアコン内に結露が生じるため、特にカビが繁殖しやすくなります。
本体内部に生息する微生物は、エアコン使用時に室内に放出され、アレルギー性疾患を引き起こすことがあります。近年は、高性能のフィルターが装着されたタイプのエアコンがありますが、それでも除去しきれない塵やホコリ、空中細菌などはエアコン内に蓄積し、繁殖してしまいます。防カビ処理が施されているエアコンもありますが、防カビ効果は永続的なものではなく、使用年数にしたがって効果は薄れていきます。
飲食店や喫煙室においては、特に定期的な分解洗浄が必要だと考えられます。調理の油やタバコの煙によって、エアコン内部がさらに汚れやすいので、こうした汚れが微生物の栄養源となって、繁殖しやすいからです。

業務用エアコン洗浄 作業内容

業務用エアコンの洗浄作業は、ご使用状況（使用頻度、環境など）にもよりますが、基本的には1年に一度の実施をおすすめしております。洗浄を毎年ご希望される場合には、2回目以降、「継続割引」を適用させていただきます。継続的に洗浄することで、作業前の現地調査やお打ち合せを簡略化でき、洗浄後のエアコンの状態（前回よりも破損個所が多い、エアコンの効きが悪い など）を、より的確にお伝えすることができます。

現地調査、お見積り

現地調査とお見積りは、無料で承っておりますので、お気軽にご相談ください。担当者が現地へ伺い、エアコン台数や設置状況などを確認したのち、見積書をお渡しいたします。お見積りにあたっては、設置場所やエアコン台数、室外機の配置などのほか、建物の業態（飲食店、雑居ビル、オフィスビルなど）をお伺いします。
エアコンやブレーカー、天井高の配置図、見取り図等を提出していただける場合には、現地調査をせずにお見積りをお出しできますので、スピーディーな対応が可能です。

作業当日

洗浄当日の作業時間は、エアコンの種類にもよりますが、１台あたり約2～3時間かかります。お客様の業務に支障をきたさないよう、ご都合に合わせてお伺いいたします。

当社のエアコン洗浄では、水圧を調整できる高圧洗浄機を使用しております。低圧水流から高圧水流まで、状況に応じて使い分けて洗浄することで、洗浄箇所の破損や劣化を抑える工夫をしています。まず、高圧水流でしつこい汚れをしっかりと取り除きます。低圧水流では、デリケートな部品を洗浄し、洗剤成分を丁寧にすすぎ洗いいたします。

業務用エアコンの洗浄では、作業後に「洗浄作業報告書」を提出いたします。分解清掃のビフォアー・アフターを、画像をお見せしながら説明いたします。また、今後に不具合などが発生しそうな箇所を発見した場合も、報告書に記載いたします。

業務用エアコン洗浄の平均的な作業時間（１台あたり）
※作業時間は、汚れの付着具合などにより前後いたします。

天井埋込タイプ	2時間30分～3時間
天井吊り下げタイプ	2時間～2時間30分
壁掛けタイプ	1時間30分～2時間

洗浄するパーツ

本体カバー、ドレンパン、送風ファン、フィルター、シロッコファン、アルミフィン、外装パネルなど

室内機の基本作業（例）

①周囲の養生	壁、床、机、ＯＡ機器など、周辺の什器や設備に洗剤・汚水がかからないよう、ビニールシート、養生シーツ、保護マットなどで、丁寧に養生します。
②動作チェック	作業前の状態でエアコンが正常に作動することを確認します。
③分解	本体カバー、ドレンパン、送風ファン、フィルター、外装パネルなどを一つひとつ外して、エアコンを分解します。
④ホコリの除去	バキューミングにより、熱交換器などの溜まったホコリを取り除きます。また、吹き出し口やルーバーなどは、専用クロスを使用して拭き上げます。
⑤内部の養生	電気回路や制御盤、モーター部分に水が入らないように養生します。
⑥内部の洗浄	特殊な高圧洗浄機を使用し、水圧を調整しながら、熱交換器や内部（アルミフィンやシロッコファンなど）を徹底的に薬剤洗浄します。しつこい汚れは、ブラシなどで丁寧に落としていきます。
⑦パーツの洗浄	取り外したパーツを念入りに洗浄し、乾燥させます。 しつこい汚れが目立つ送風ファンは、浸け洗いをしてから、洗浄します。水アカ、細菌ヌメリのあるドレンパンやドレンポンプは、塩素系漂白剤に浸けて殺菌洗浄します。
⑧組み立て	外装パネルを拭き上げ、取り外したパーツを組み立てます。
⑨動作チェック	試運転で問題がなければ、サービス完了です。

クリーニング作業中の立ち会いについて

エアコンの動作確認をしていただくため、原則として、作業前と作業後にお立ち会いをお願いしています。クリーニング中にお立ち会いくださる必要はございません。
企業や店舗の休業日、業務時間外に洗浄を希望されるなど、お客様が立ち会いできない場合には、事前に鍵をお預かりし、作業後に返却いたします。

クリーニング作業に関するお願い

・洗浄作業では、電気、水道、洗浄スペースをお借りいたします。
・作業車の駐車スペースのご用意をお願いしています。
・有料駐車場を利用する場合には、駐車料金の実費をご負担いただきます。
・汚れの程度や種類によっては、完全に除去できない可能性がございます。
・作業前の動作チェックで正常作動しないものや、エアコンの年式、機種、設置状況によっては、クリーニングを承れない場合がございます。

業務用エアコン洗浄 標準料金

サンプロスの業務用エアコン洗浄の料金表を掲載いたします。エアコンの種類や設置場所などにより、必要な技術や作業時間が異なりますので、記載されている料金は目安となります。フィルター自動お掃除機能付きのついているエアコンは分解する部品が多く、作業に時間がかかるため、料金が高くなります。エアコン洗浄を毎年ご希望される場合には、2回目以降は「継続割引」を適用させていただきますので、ぜひご検討ください。

当社は、総合ビルメンテナンス企業である株式会社ビーエムアドバンスの関連会社です。両社ともに創業以来、数十年にわたって連携しながら、清掃に関わる技術とノウハウを蓄積し、技術向上と作業コスト削減に努めてまいりました。清掃サービスは、結果がすべてです。「安かろう、悪かろう」ではなく、「品質の高いサービス」を第一に、少しでもリーズナブルな価格を目指しております。

天井埋込タイプ（税込）

1台	30,800円～ （フィルター自動お掃除機能付きは、36,300円～）
2台	58,520円～ （フィルター自動お掃除機能付きは、68,970円～）
3台以上 追加1台ごとに	27,720円～ （フィルター自動お掃除機能付きは、32,670円～）

 

天井吊り下げタイプ（税込）

1台	36,300円～
2台	68,970円～
3台以上 追加1台ごとに	32,670円～

 

壁掛けタイプ 幅120cmまで（税込）

1台	11,000円～ （フィルター自動お掃除機能付きは、22,000円～）
2台	20,900円～ （フィルター自動お掃除機能付きは、41,800円～）
3台以上 追加1台ごとに	9,900円～ （フィルター自動お掃除機能付きは、19,800円～）

 

壁掛けタイプ 幅120cm以上（税込）

1台	16,500円～
2台	31,350円～
3台以上 追加1台ごとに	12,100円～

 

室外機（税込）

1台	5,500円～
2台	8,800円～
3台以上 追加1台ごとに	3,000円～

オプション料金

空調ダクト除菌消臭

1か所 6,600円～

 

業務用エアコンには、家庭用と異なり、天井裏にダクトが設置されています。このダクト内はとても狭く、素材を傷めてしまうような薬剤も使用できないため、これまで、除菌消臭することは困難でした。しかしダクト内にはホコリが堆積しやすく、カビが発生して、建物内に常にカビ臭さが漂ってしまう原因にもなります。
ダクト清掃には専用の機器が必要で、コストもかかります。「簡易的にでも消臭してほしい！」とお客様からのご要望もあり、当社では、カンファスイという薬剤を使用して、ダクト内を除菌消臭するオプションサービスをご用意しております。

※カンファスイとは、次亜塩損酸ナトリウムを原料として、特殊な技術でpHを調整した、弱酸性の安定型次亜塩素酸ナトリウム水溶液です。いわゆる次亜塩素酸水（電解水）とは異なる製品です。消臭効果がとても高く、成分は短時間で分解されるため残留性がほとんどなく、極めて安全性の高いものです。医療・介護施設、商業施設、食品工場の清掃などでも使用されております。

よくあるご質問｜エアコン洗浄編

Ｑ	冷房時、白い霧のようなものが出てきます。故障ですか？
Ａ	故障も考えられますが、まずエアコン（室内機）の内部洗浄をおすすめいたします。内部の熱交換機の汚れが温度ムラを発生させ、白い霧が吹き出すことがあります。

 

Ｑ	取り外した部品は、どこで洗浄するのですか？
Ａ	お客様とご相談の上、洗浄する場所を決めさせていただきます。

 

部品（パネルやフィルターなど）の洗浄場所（例）
クリーニング後に洗剤などが残らないよう、細心の注意を払って洗い流します。

事務所、店舗の場合	敷地内駐車場、敷地内や敷地外でお客様がご指定の場所
集合住宅（マンション、団地、アパート、寮）の場合	浴室の洗い場、ベランダ
戸建住宅の場合	敷地内駐車場、庭、浴室の洗い場

 

Ｑ	エアコンの室外機をクリーニングする必要はありますか？
Ａ	必要です。室外機は、エアコン全体の心臓部と呼ばれ、冷媒ガスを循環させるコンプレッサー（心臓）があります。エアコンの消費電力のほとんどは、実は室外機によるものなのです。室外機の内部パーツの汚れがひどい場合には、冷媒ガスの熱交換効率を悪くしたり、モーターに負担がかかりすぎたりして、故障を引き起こす恐れがあります。室外機も洗浄することによって、節電効果がより高まります。

Ｑ	市販のエアコン洗浄スプレーを使って清掃しました。それでは不十分ですか？
Ａ	市販されているエアコン洗浄スプレーは、基本的に手軽なタイプのものなので、ホコリや汚れを取り去るほどの威力はあまりないと思います。また、洗浄用の薬品を吹きつけた後に洗い流すわけではないので、場合によっては、かえって内部のホコリやゴミを塊にしてしまいかねません。これにより、むしろカビが繁殖しやすくなったり、アルミフィンなどへの目詰まりを起こして故障へとつながったり、部品にサビを発生させてしまう可能性もあります。 また、ドレンホース（エアコン内に溜まった水分を、外へ流すためのホース）の内部に、クリーニング剤が凝固して目詰まりを起こす事例も確認されています。 洗浄スプレーは、フィルター用、ファン用、フィン用、ドレンホース用など、いろいろな種類があります。それらを正しく使い分けることが必要ですので、思った以上に、手間と費用がかかるかもしれません。

 

Ｑ	洗浄作業の当日までに、用意や準備をしておくことはありますか？
Ａ	以下の点にご協力をお願いいたします。ご不明な点は、ご質問ください。

 

ご協力いただきたい内容（例）

水道、電気の確保	水道と電気（電源）を使用させていただきます。高圧洗浄機を使用いたします。高圧洗浄機を作動させるための電源と水源をお借りします。
エアコン下のスペースの確保	エアコン下のスペースを確保してください。エアコンの部品の取り外しに脚立を使用します。エアコン付近のお荷物の移動を予めお願い申し上げます。
洗浄場所の確保	エアコン部品を洗浄する場所をお借りします。事前打ち合わせの上、ベランダや浴室、駐車場などをお借りいたします。
駐車場の確保	作業車の駐車スペースのご用意をお願いしています。有料駐車場を利用する場合には、駐車料金の実費をご負担いただきます。
リモコンの準備	クリーニングの前後に不具合などの動作確認を実施いたします。リモコン付きエアコンの場合は、必ずリモコンをご用意ください。

 

Ｑ	洗浄作業でエアコンの故障や破損が起きた場合の対応は？
Ａ	万が一、クリーニングによって物損や故障などの事故が起きた場合には、適切な修理や弁償など、最後まで責任をもって対応いたします。故障のトラブルだけでなく、仕上がりへのご不満があった場合でも、ご納得いただけるまで、誠心誠意対応させていただきます。

主なサービス対象エリア

西東京｜三多摩地区

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山梨県

上野原市・大月市・都留市・甲州市 等

その他のエリア

その他のエリアにつきましても、当社関連企業がサービスを承っております。 ぜひ、お気軽にご相談ください。 東京都23区、神奈川県、埼玉県 等